先日「カフェインにはストレスを軽減させる効果がある」という記事が話題になりました。
さらに少し前には、カフェインの摂取量と寿命との関連性について、
「コーヒーを1日3~4杯飲むと死亡リスクが24%低減する」という記事もメディアに取り上げられました。
続々とあきらかになってくるコーヒーの効能
飲むといいことがたくさんのコーヒーという飲み物。そのたくさんの効能をそろそろまとめてみようかな と。
覚醒作用
眠気覚ましにコーヒー。これはよく知られていますね。
カフェインが“中枢神経”を刺激し眠気を抑制してくれる。
※以前にも記事に取り上げましたが、カフェインは摂取のタイミングと摂取量により耐性がついてしまいますので注意!
ダイエット効果あり
カフェインは脂肪燃焼を促進する効果が有り、特に運動の20分~30分前にコーヒーを飲むことで、効率的に脂肪の燃焼をさせる効果がある。
アンチエイジング
老化防止には抗酸化物質が鍵となる。
野菜や果物にも含まれ抗酸化物質ですが、コーヒーには野菜や果物以上に多く含まれているため高い抗酸化作用を期待できる。
リラックス効果
それはコーヒーの香りにあります。
いろいろなものの香りが人間の脳に与える影響を調べた実験によると、コーヒーの香りを嗅いだ時に安静状態にあるアルファ波の反応が多く見られたらしい。
脳の活性化
これはわりと一般的かもしれませんが、コーヒーを飲むと頭がすっきりするってやつですね。
これもある実験結果によれば、コーヒーの香りを嗅ぐことで、脳の電位が高くなり脳の働きが活性化していることがわかったそうです。
二日酔い防止
二日酔いの原因は“アセトアルデヒド”という物質。
これをカフェインが撃退してくれるわけですね。アセトアルデヒドによって拡張された血管をカフェインが収縮させ、また利尿作用により体外に排出を促します。
うつ病の予防
1日4杯以上コーヒーを飲む人はそうでない人に比べ、うつ病の発症率が1割も低くなっていることが判明。
これも抗酸化作用によるものと考えられている。
消化促進
コーヒーは胃壁を刺激して消化液の分泌を促すため、消化が良くなる。
「食後のコーヒー」という文化はここから来ているのかも。
逆に空腹時にコーヒーを飲むと気持ち悪くなるのも消化液分泌が促進されるため。
1日3~4杯飲むと死亡リスク24%低減
40~69歳の男女約9万人に、コーヒーを飲む習慣と死亡との関連性について同様に調査したところ、コーヒーについても一日に飲む量が多くなると、死亡のリスクが低くなること。
心、脳血管、呼吸器疾患にコーヒーは良い!
目に良い
米韓の共同研究によると、コーヒーを飲むことで加齢による目の疾患や視力の低下を防ぐ可能性がある。
これは現在確実な情報はありませんが、マウスを使った実験では網膜の劣化を防ぐ効果が見られたとのこと。
あとがき
以上、コーヒーを飲むと良いことたくさんですね!
だからこそ昔から愛されてきた飲み物なのでしょう。