エスプレッソ大好き人間のブログ -MaruPresso-

エスプレッソ大好き人間のコーヒーブログ コーヒーおよびその他ドリンクのレビューとか

エスプレッソというコーヒーは苦い汁ではありません!

Segafredo Zanetti (セガフレード・ザネッティ) エスプレッソ カーサ カフェポッド 125g / 18 ESE pods x 2 - 並行輸入品
当ブログを書き始めて5つ目の記事。ようやく本題ですよ。エスプレッソとはどんなコーヒーなのか。
おまけ程度にエスプレッソを扱ってるカフェチェーンやレストランなどで出てくるようなエスプレッソは苦い・少ない・黒い汁。初めて飲んだエスプレッソが苦い汁だったあなた。”本当においしいエスプレッソ”を飲んでみてほしい。
ため息が出るような美味しさに自然と笑顔になるようなエスプレッソが最高のエスプレッソだと思ってます。

エスプレッソの量が少ない理由

エスプレッソはコーヒーのエキスとも言われます。こういわれると少ないのも納得ではないですか?
約9気圧という圧力をかけて20~30秒ほどで”コーヒーのおいしい部分だけ”を抽出するのがエスプレッソというコーヒー。だいたい20㏄~30㏄くらいの抽出量かと思います。

エスプレッソは美味い不味いが大きく分かれる

エスプレッソは数あるコーヒーの中でも最も繊細なコーヒーです。それはなぜか

挽きが細かい

コーヒー豆のメッシュ(挽き具合)の問題。最も細かい”極細挽き”のため空気に触れる面積が多くなり酸化してしまうスピードが格段に早いのです。

さらには湿度と気温の影響も大きく受けます。朝は晴れていたのに午後から雨が降り出すと急激な湿度変化によりコーヒーパウダーのグラムがブレます。このような場合にきちんと対応して調整できるバリスタかどうかでエスプレッソの味の安定度も違います。

バリスタの腕次第で変わる苦みと酸味のバランス

一口飲んで「にがっ!」とか「すっぱ!」ってなるエスプレッソはバランスの悪いエスプレッソ。

  1. コーヒーパウダーが酸化していたり
  2. グラムが多かったり少なかったり
  3. プレスがブレていたり
  4. 抽出量がブレていたり

さまざまな要因でエスプレッソの味は変わります。本当に小さいことでも(たとえば0.3gコーヒーパウダーの量が少ないとかでも)味が変わります。

もしエスプレッソを注文して飲んでみて「もうちょっとだけ酸味よりのほうがいいなぁ」とか思ったときはバリスタに相談してみましょう。きっと期待に応えてくれるはずです。

※この辺の”どうやるとどんな味になる”とかはまた今度記事としてまとめたいと思います。

エスプレッソには是非とも砂糖を入れて飲んでほしい

日本人の多くは「コーヒーはブラックで飲むのが通」なんて思ってますが、エスプレッソの本場イタリアではエスプレッソに砂糖を入れます。
私が見たイタリア人の中で多い人ではスプーン3杯(10g近いかなくらい?)入れてました。

私自身、エスプレッソは砂糖を入れて完成するものだと思ってます。

エスプレッソのうまみと砂糖が混ざり合って「幸せ味」になります。ため息が出るようなおいしさに自然と笑顔になるようなエスプレッソが最高のエスプレッソです。

砂糖を完全に溶かさない飲み方

いつもこの飲み方をしてます。30㏄のエスプレッソに4gの砂糖を入れてスプーンで少しだけ混ぜる→3口か4口くらいで飲んだらカップの底に残った「じゃりじゃり砂糖 コーヒー味」をスプーンですくって食べます。これが大好き。

エスプレッソにリキュールを入れて飲む

この飲み方をカフェコレットといいます。お酒なので仕事中に飲めないのが残念で仕方ないですが、すごく元気になれますよ!
オススメはオレンジピールのリキュール”コアントロー
さらに細かく書くならば「エスプレッソ30㏄+コアントロー5㏄+砂糖4g」最高です!お客さんに「オススメのコレットは?」と聞かれたら必ずこのレシピを教えます!

どこに行けば最高のエスプレッソが飲めるのか

めっちゃ高いカフェに行けとは言いません。エスプレッソは本来一日に何度も飲むようなコーヒーであり、イタリアでは1ユーロ程度で飲めるもの。高いから美味しいなんてことはありません。
ずばり「セガフレード・ザネッティ・エスプレッソ」へ行ってみてください。300円で本物のエスプレッソが飲めるはずです。
ただし、上記にもあるとおりバリスタの技術によって味に違いがあります。(ここだけの話、ベストを着ているバリスタのエスプレッソならまず間違いないでしょう。)

あとがき

日本ではエスプレッソを誤解している人がまだまだ多いと感じます。
少しづつでいいので”本当のエスプレッソ”が知られていくといいなと切に願います。
と、同時においしくないエスプレッソを出してる店はやめてってくれないかなぁ

エスプレッソブック―基本技術とアレンジドリンク

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