ドリップのレシピをChatGPTに考えてもらうことが多いが、今回はエスプレッソも試してみた。
豆はAmazonや楽天市場で注文できるコーヒーばかの店 北欧ブレンド。アラビカ100%なのでイタリアンエスプレッソのガツンと来る感じは少なく、個人的にはちょっと物足りなさもあるが上品でキレイな味わい。
袋に賞味期限 26.4.20 とあったので4/20に焙煎されたものとすると焙煎から6日間が経過した状態。
ChatGPT(o4-mini-high)考案レシピ
以下の条件で、Flair 58x+The Royal Grinderを使ったダブルショット(エスプレッソ)のレシピをご提案します。
- コーヒー豆:コーヒーばかの店 エスプレッソ用 北欧ブレンド
(フルシティロースト/アラビカ種100%/焙煎1日前) - グラインダー:The Royal Grinder(
17クリック)
※これはどう考えても細かすぎるので20クリックに修正 - エスプレッソマシン:Flair 58x
- ブリューレシオ:1 : 2 (18 g → 36 g)
- 抽出温度:93 °C
- 想定される収率:20~22 %(約21 %)
- 想定TDS:10~11 %(約10.5 %)
step | 手順内容 | 経過時間 |
---|---|---|
1 | マシン本体・ポルタフィルター・サービングカップを93 °Cの高温湯でしっかり予熱 | – |
2 | コーヒー粉 18 g を計量し、Royal Grinderを「20クリック」にセットして粉砕 | – |
3 | ポルタフィルターに挽いた粉を均一に填粉し、約30 ポンド(約13 kgf)でしっかりタンピング | – |
4 | レバーをゆっくり下げてプリインフュージョン(マシンのレバーを保持) | 0:00 ~ 0:05 |
5 | 本抽出:レバーを一定速度で押し下げ、36 gに達するまで抽出を続行 | 0:05 ~ 0:25 |
6 | 抽出終了後、レバーを戻してカップにサーブ | 0:25 |
4)お湯入れないと....。6)カップにサーブ...?
想定されるカッププロファイル(参考)
- ボディ:ミディアム~フル
- 甘み:キャラメル、ブラウンシュガー
- 酸味:控えめなシトリック
- 香り:ロースティーなナッツ、ダークチョコ
- 後味:ほのかなビターキャラメル
味の調整方法
甘みを強めたい
- 抽出温度を92 °Cに下げる
- 抽出時間を+2~3秒延長
苦みを抑えたい
- グリンダーを1クリック粗く
- 抽出時間を-1~2秒短縮
酸味を際立たせたい
- グリンダーを1クリック細かく
- 抽出温度を95 °Cに上げる
抽出結果
いい色。抽出秒数もピッタリ25秒。20クリックにしてなかったら60秒とかになってたと思う。 少し柑橘系を感じるキレイな味わい。
今回は忘れずTDSを計測
- 想定: EXT(収率):21.00% / TDS(濃度):10.50%
- 結果: EXT(収率):19.18% / TDS(濃度):09.59%
想定をちょっと下回ったのはお湯を注いでから撮影のために1テンポ遅れたせいで実際の抽出温度が下がったためかもしれない。
結論
ChatGPTに考えてもらうのも悪くはないがグラインダーの調整がシビアなエスプレッソにおいては完全にお任せとはいかなそう。
グラインダーのクリック数と粒度分布の対応表とかを作成して読み込ませればある程度の精度が期待できるのかも? DiFluid Omniも買わないとダメかぁ...。14万円はなかなか手が出ない...。