
コーヒー器具のアップデートは、いつだって心が躍ります。
今まで約3年間、HAGOOGI(ハゴオギ)の電気ケトル(0.8L)を愛用してきました。 2022年6月に購入してから毎日のようにドリップやエスプレッソの湯沸かしに活躍してくれましたが、最近になって不調が見え隠れするように。
台座にセットしても反応しなかったり、途中で止まってしまったり。表示温度と実際の温度にズレを感じることも増え、「そろそろ寿命かな」と判断しました。
そこで新しくお迎えしたのが、Epeios(エペイオス)の電気ケトル「Eco Series (CP004)」です。
今回は、長年使ったHAGOOGIとの比較を交えながら、なぜこのケトルを選んだのか、実際の使い心地はどうなのかをレビューしていきます。
なぜ Epeios CP004 を選んだのか
買い替えにあたって候補に挙がっていたのは、バリスタ界隈でも評価の高い Epeios のケトル。
もともとは、フラッグシップモデルである「Epeios CP001」(約1.3万円)が良いなと思っていました。 しかし、最終的に選んだのは2025年6月に登場した廉価モデルの「CP004」です。
決め手は以下の3点。
圧倒的なコスパ: セールで 7千円台 で購入できたこと(CP001の約半額!)。
機能の取捨選択: CP001にある「ドリップタイマー機能」は、スケール側で計測するので不要だったこと。
デザインと評判: バリスタ監修の実績と、シンプルで美しいデザイン。
「必要な機能だけ残して安くなった」というのは、道具好きとしてはむしろ好感が持てます。
デザイン:黒と金の調和
届いてまず気に入ったのがデザインです。
円形の台座と、マットなブラックのボディ。そして蓋のつまみやロゴにあしらわれた「差し色のゴールド」が非常に良いアクセントになっています。

エスプレッソマシンの Flair 58x のとなりにEpeiosを置いてみました。どちらもブラック基調で良い感じ。
統一感がグッと増しました。インテリアとしての満足度は非常に高いです。欲を言えばブラック+シルバーなのでEpeiosもシルバーverが出てきたら嬉しい。
電動ミルの LAGOM casa も黒にしてるので、せっかくなら将来的に棚も幅広なものに買い替えて全部並べたいところ。

HAGOOGIと比較した「使い心地」
HAGOOGIも良いケトルでしたが、Epeiosに変えてみて感じた進化ポイントがいくつかあります。
1. 「注ぎ」のコントロール性能が向上
お湯の細さの限界値自体は、HAGOOGIと大きく変わりません。しかし、「コントロールのしやすさ」は別物でした。
ケトルを傾けた際、傾きに対して流量が急激に変化せず、一定の量をキープしやすい印象です。狙ったところに、狙った太さで落とし続けられる安定感があります。これはハンドドリップの味の安定に直結しそうです。

2. 持ちやすさとハンドリング
ハンドルの付け根が薄くシェイプされており、親指が当たる部分にはゴム製の滑り止めがついています。 これによりグリップ力が向上し、満水時でも手首への負担が少なく感じます。
ただ、このゴム部分はコーヒーの微粉などが付着しやすそうなので、ここだけはトレードオフですね。

3. 操作性とスピード
タッチパネルの反応はHAGOOGIに比べて軽快でストレスがありません。 また、出力が 1040W(HAGOOGI)から1200W(Epeios) にアップしたことで、沸騰までのスピードも多少早くなりました。 朝の忙しい時間には地味に嬉しいポイントです。
気になった点(デメリット)
良い点ばかりではなく、使ってみて気になった点も正直に書いておきます。
コードが短い(1m)
- 設置場所によっては届きません。デスクの上の電源位置を確認し、場合によっては延長コードの準備が必要です。
台座が軽く、安定感に欠ける
- 台座裏の滑り止めがあまり機能しておらず、台座自体が動いてしまいがちです。
本体と台座の接続
- ここが一番気になった点ですが、接続部分が少しハマりにくいです。水が入っていれば重さでハマりますが、水量が少ないと自重だけでは最後まで接続されず、浮いてしまうことがありました。
まとめ:高コスパで満足度の高い一台
細かいデメリットはいくつかありますが、「注ぎの性能」「沸騰スピード」「デザイン」というケトルの本質的な部分は非常にレベルが高いです。
特に、1万円以下でこの注ぎ心地が手に入るのは、かなりコスパが良いと感じました。
初心者の方: 道具に助けられてドリップが上手くなる感覚が味わえるはず。
中~上級者の方: 必要な機能に絞ったサブ機や、デスクの雰囲気に合わせた買い替えとして最適。
コードの長さ(1m)さえ問題なければ、個人的にはかなりおすすめできるケトルです。
新しい相棒と共に、また美味しいコーヒーライフを楽しんでいこうと思います。

