今日の豆は「バラオナフルタードナチュラル/ドミニカ共和国」。
手摘み収穫、ハンドピックの厳選されたティピカ種。100gで1,380円と他に並んでいた豆に比べると高価だけど、ぜんぜん割安に思える品質。
ワインのような芳醇で甘い風味。心地よい酸味とフルーティな香り。質感の高い多層的な余韻。
完熟チェリーだけを手摘み収穫、日光を遮った乾燥棚でゆっくり乾燥、チェリーの糖質を浸透させたコーヒー豆。引用: YANAKA COFFEE
- 焙煎度合い:ロースト6(ハイロースト)
- 原産国:ドミニカ共和国
- 地域: カリブ諸島
- 農園: LA ISLETA
- 精製: ナチュラル(陰干し)
- 標高: 1100m - 1200m
- 焙煎日:2025年04月08日(焙煎後1日経過)
良い豆だからこそ失敗したくない
割安とは言え、最初の一杯目を失敗せずに淹れたい...。ので、ChatGPT先生にレシピを考えて貰った。(そうすれば失敗しても自分のせいじゃない...w)
出力形式の条件、豆の特徴と使用する器具なども指定するとかなりそれっぽいものが出てくる。
プロンプト
# 命令
- 与えられたコーヒー豆、抽出器具に適した 2杯分 のレシピを詳細に提案してください
- 想定されるカッププロファイルを参考情報として提示してください
- 甘み、苦み、酸味 を調整する方法を最後に箇条書きで教えて下さい
# 条件
- ブリューレシオを明記すること
- お湯の温度を1℃単位で正確に明記すること
- グラインダーの設定はクリック数で明記すること
- 手順は表形式で表し、抽出の経過時間を明記すること ※注ぎ始めを0:00とする
- 想定される収率、TDSを明記すること
# コーヒー豆
- 名前: バラオナフルタードナチュラル/ドミニカ共和国
- 焙煎: ハイロースト
- 産地: Caribbean
- 品種: Typica
- 精製: Natural
- 標高: 1100m-1200m
- 焙煎日: 1日前
- 分量: 20g
# 器具
- グラインダー: TIMEMORE C3S
- HARIO V60 02
ChatGPT先生の回答
以下は、ドミニカ共和国の「バラオナフルタードナチュラル」に対して最適化した V60 02での2杯分(20g)のレシピです。
🔍 抽出レシピ概要
項目 | 内容 |
---|---|
使用豆 | バラオナフルタードナチュラル(ハイロースト・焙煎1日目) |
抽出器具 | HARIO V60 02 |
粉量 | 20g |
抽出量 | 300g(2杯分) |
ブリューレシオ | 1:15 |
挽き目 | TIMEMORE C3S:クリック数 19(中粗挽き) |
湯温 | 91℃ |
抽出時間 | 約2分45秒 |
想定収率 | 約19.5% |
想定TDS | 約1.30% |
☕ 抽出手順(V60 02 / 2杯分)
時間 | アクション | 詳細 |
---|---|---|
0:00 | 蒸らし(ブルーミング) | 40g注湯。中心から全体に、円を描きながらゆっくり20秒かけて。軽くスワールしてガス抜き促進。 |
0:30 | 第1投 | 60g(合計100g)まで中心から外にゆっくり注ぐ。一定の速度を意識。 |
1:00 | 第2投 | 100g(合計200g)まで注ぐ。中心をやや強めに注ぐことでフローを維持。 |
1:45 | 第3投 | 100g(合計300g)まで注湯。外円に沿って軽く攪拌気味に注ぐと甘みが伸びやすい。 |
2:45 | 抽出終了 | 最後の一滴まで落とし切らず、2:45まででドリッパーを外すのがベスト。 |
💡 想定されるカッププロファイル
- フレーバー:ストロベリージャム、レーズン、ダークチョコ
- アロマ:甘く華やかな赤果実系、わずかにラム酒のような芳香
- 甘み:熟した果実系のリッチな甘み(レーズン、いちじく)
- 酸味:まろやかで円みのある赤ワイン的酸
- ボディ:中程度、シルキーで滑らかな口当たり
- 余韻:ベリー系の甘酸っぱさとカカオのようなビター感が長く続く
🛠️ 味わいの調整方法
- 甘みを強めたい場合:
- 湯温を 89〜90℃ に下げる(抽出スピードもやや遅くする)
- 蒸らしの湯量を **増やす(例:50g)**ことで甘みを引き出す
- 苦みを抑えたい場合:
- 挽き目を1クリック粗く(例:クリック数 20)
- 最終投の注湯をソフトに行い、過抽出を防ぐ
- 酸味を強めたい場合:
- 湯温を 93℃ まで上げ、抽出スピードをやや早くする
- 挽き目を1クリック細かく(例:クリック数 18)
必要であれば、このレシピを他の器具(エアロプレスやフレンチプレスなど)向けにも最適化できますよ!また、焙煎日が経過した後の調整も気軽にどうぞ。
---- 以上ChatGPT先生の回答 ----
蒸らしの工程の「スワール」初めて聞きました。ドリッパーをゆすって混ぜるような動きのことらしいですが「スピン」じゃないんですね。
さて、なるべくレシピに忠実に抽出していきます。
使用器具と抽出条件
- ドリッパー:HARIO V60 02
- フィルター:CAFEC 三洋産業 アバカ 白 2~4杯用
- グラインダー:TIMEMORE C3S(19 click)
- 粉量:20g
- 湯量:300g
- 温度:91℃
- 抽出時間:2分45秒
抽出過程
- 0:00 40g注湯 中心から全体に、円を描きながらゆっくり20秒かけて。軽くスワールしてガス抜き促進。
- 0:30 60g(合計100g)まで中心から外にゆっくり注ぐ。一定の速度を意識。
- 1:00 100g(合計200g)まで注ぐ。中心をやや強めに注ぐことでフローを維持。
- 1:45 100g(合計300g)まで注湯。外円に沿って軽く攪拌気味に注ぐと甘みが伸びやすい。
- 2:45 最後の一滴まで落とし切らず、2:45まででドリッパーを外すのがベスト。
2:15 くらいの時点でポタポタ落ちていたので最後の注ぎはもっとゆっくりが良かったのかも。
テイスティングノート
香りからして甘い。フルーツ系。
やばいうまい。ワイン風味。雑味ゼロでいつの間にか飲みきっていた。
手摘み、ハンドピックはさすがに透明感ある味になりますね。
抽出結果(アプリによる測定)
EXT(収率):22.37% / TDS(濃度):1.75%
見た目はそこまで濃くなさそうだったがTDSメーターでは1.75%の表示...🤔
まとめ
やるじゃないですか。ChatGPT先生。「想定されるカッププロファイル」もドンピシャ。
ちょっと気になったのは想定TDSが1.30%だったのが1.75%になったこと。体感的には1.3%くらいな気がするんだけど、これはTDSメーターもなんかズレてる...?
また明日校正し直して再チャレンジする。
豆についてはとても気に入ったのでリピートするかも。