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DiFluidのスケール「Microbalance Ti」の精度がガバガバというかコーヒースケールとしての役割を果たせてない件

2025/04/06 21:52 追記 サポート担当者から連絡があり不具合が認められたため代替品をいただけるとのこと。対応早いのは素晴らしいです!待ちます。

↓追記 無事交換機で正常動作を確認できました! 

DiFluidのスケール「Microbalance Ti」の交換機が届いた。うちのぐでたま3.2gを正しく計測できるのか。 - エスプレッソ大好き人間のブログ │ CODE:ESPRESSO

↓追記 分解修理記事も書きました! 

DiFluidのスケール「Microbalance Ti」の計測結果がブレまくる不具合を分解して自力で直す ※自己責任です - エスプレッソ大好き人間のブログ │ CODE:ESPRESSO


先日購入したDiFluidのTDSメーターとスケール(MicrobalanceTi)について、使用していくうちにスケールの精度に関して問題が発覚したため、その後の調査結果を共有します。最初は「高精度なスケール」とのことでしたが、どうもおかしい点がいくつか見つかりました。現在、Amazon経由でDiFluid-JPに問い合わせをしているところです。

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グラムがブレまくり

スケール(MicrobalanceTi)の精度が著しく悪いことが確認されました。これは仕様なのか、それとも不良品なのか、以下のような症状が発生しています。

症状

  • 同じ物を置き直すだけで数グラムのズレが発生
  • 置く位置によって全く異なる重量が表示される
  • 触っていない状態でも重量が変動する
  • 物を置いた後、持ち上げても0gに戻らない

検証

比較のために別メーカーのコーヒースケールを2台用意

以下のような検証を行いました。使用したスケールは、DiFluid MicrobalanceTiと、別のメーカーのスケール(HARIO V60ドリップスケールFlair Brew Scale)です。また、検証には水平なテーブルと3.2gの重り(ダイニングに転がってたぐでたま)を使用しました。

多数決でこのぐでたまは3.2g

検証① 置き直しただけで1g減ってる...。

  1. スケールの中央にぐでたまを置いて計測
  2. ぐでたまを持ち上げる
  3. 再度中央に置いて計測

結果:

  • HARIO V60ドリップスケール 3.2g → 3.2g
  • Flair Brew Scale 3.2g → 3.2g
  • DiFluid MicrobalanceTi  3.1g → 2.1g

検証② 置く位置変えただけでで1.1gも増えてる...。

  1. スケールの中央にぐでたまを置いて計測
  2. ぐでたまを持ち上げる
  3. スケールの右上の端に置いて計測

結果:

  • HARIO V60ドリップスケール 3.2g → 3.2g
  • Flair Brew Scale 3.2g → 3.2g
  • DiFluid MicrobalanceTi  3.4g → 4.5g

そもそも3.1gだったの3.4gになってるし

検証③ なんでもとに戻らんの...。

  1. スケールの中央にぐでたまを置いて計測
  2. ぐでたまを持ち上げる
  3. 0gになることを確認

結果:

  • HARIO V60ドリップスケール 3.2g → 0g
  • Flair Brew Scale 3.2g → 0g
  • DiFluid MicrobalanceTi  3.1g → 0.9g

結果について

中央に置いた場合でも、DiFluid MicrobalanceTiは常に数グラムの誤差を表示しており、特にエスプレッソの抽出においては致命的な誤差が発生する可能性があります。 少し外側に重心があっただけで数グラムの差があり、マジで致命的なズレです。

HARIOのスケールが5000円弱、Flairのスケールが1万円弱、DiFluidが3万円弱、一番高いのにこの状況はさすがに不具合であると信じたいです。

まとめ

現在、DiFluid-JPに問い合わせ中ですが、この製品に関しては仕様か不良かをはっきりさせる必要があります。 もし購入を検討しているという方は続報をお待ち下さい。